最近よく聞く言葉「HSP」
「繊細さん」なんて呼ばれていますが、心理学用語なんです。
自己肯定感、なんて言葉も心理学の用語ですし、今や当たり前のように使われています。
ただ流行りのように扱われるようになってから、私には気になることがあります。
HSPが取り入れやすく、人との関係や生きにくさをこれが解明してくれたように感じた人の中には、それを理由に「感性が強くて繊細だから、うまくやれないのは仕方がない」と言い訳に使う人が多くいることです。
実際うまくやれないことで、不安になったり心配になったり、苦しくなったりすることがあるのはわかります。でも自分の生きづらさを何かのせいにして、自分で修正することをしない理由にするのはいかがなものかと思うのです。
人は陰と陽。そのバランスが大切で、良い事もあれば悪い事もあります。
一概にいいことばかりに目を向けるのではなく、問題があることや悪いと思えることを修正することが大切です。そうしなければ、何も好転することはないからです。
嫌な部分を無視したり、そこから逃げるのは簡単。
そうすることで少しは楽になるかも。しかしまた同じことは起こるでしょう。対処を学んで、変化していく自分を受け入れることを私はするべきだと思うのです。
逃げずに立ち向かう人を応援したいと思います。