庭のある一軒家に住んでいると、庭やら家やらのお手入れをしなければならないのですが、私はこの庭木のお世話がとても苦手です。
根が真面目なので、最初はちゃんとやろうと色々調べたり、人に聞いたりしてやってはみたものの、まぁ根っこのあるものはどんどん元気がなくなっていって枯れたり腐ったりしてしまいます・・・
草木を育てるのがとてもうまい友人がいるのですが、そういう人を「緑の手の持ち主」だと聞いたことがありますが、私は真逆ですね。自分の発するエネルギーが強過ぎるんだか、植物には合わないんだかわかりませんが、とにかく全くお世話にならないので、数年前に自分でやるのは諦めて、植木屋さんにお任せすることにしました。
普段はほったらかしの庭ですが、なぜかほったらかしにしても梅と柿だけは実をつけて、春にはふきのとうが勝手に生えてきます。
我が家の春は、このふきのとうがお知らせしてくれるようなもので、生えてくるとつんで天ぷらや蕗味噌にして春を味わいます。
最近は四季が曖昧になってきたように感じます。特に春と秋はあっという間に過ぎていってしまうようです。そんな短い季節を感じるのに、季節の味覚はありがたいものですね。
季節の移り変わりを感じる余裕も持ちながら、生活したいものです。