みなさんご機嫌いかがですか?
本日のお話は「大人になるとはどういうことか」というお話です。
私がいう「大人」とは成熟した人間性を持っているということ。は若いことがとにかくいいんだとはあまり思っていません。
エネルギーとかチャレンジや好奇心のパワーとか、若いからこそ持って然るべきものは当然ありますけれど、それよりも円熟したとか成熟したとかそういうものの方がどちらかというと好きだったりします。
これも私自身の個性というかテイストに関係しているとは思うのですが。
日本では成人年齢は20歳ということになっていますが、選挙権は18歳ですね。法的な成人はそう定義されているわけですが、実際のところその20歳になったからといって、大人扱いはされますが「オトナ」かというと心の部分ではまだまだ違うように思います。
私の甥っ子は高校を出て就職して働いていますが、母である妹にしてみるとまだまだ考え方や責任感が甘い!と言っておりました。
人の心の成長は何を体験し、それをちゃんと経験値として行かせているかどうかが鍵ではないでしょうか。
大人になるというのは、年齢だけでは測れないものです。
心の成長や社会的な責任を持つことも含まれます。そして自分自身の考え方や行動に責任を持ち、自立して生きていくことです。また、周りの人々や社会との関わり方や、人としてどんな価値観を持つのかということも問われるかも知れません。
自分を分析し時には客観的な視点で見ることができるようになることでもあるように思います。
そしてそれは刺激的な旅の始まりでもあり、ワクワクするような未来への扉でもあります。
先にお話したペルソナの話とも通じるのですが、社会生活を営む上で、私たちは自分自身のペルソナをちゃんと付け替えなければいけないと思います。一貫性のある自分でいることは、下着をつけずに真っ裸で歩いているようなもので、社会で生きていくためには必要不可欠なことです。そのため、お見せしてはならない場所やことなどを隠すために、自分の役割や立場を表すためにペルソナを付け替える必要があります。自分自身では、もちろんペルソナが自分自身であることは間違いありませんが、ここでの私の必要な役割や仮面みたいなものを演じるために、ちょっとした演技力が必要とされます。社会人として、自分の役割や立場を意識して、上手にペルソナを付け替えることが大切だと感じます。
何かを習得する際、一瞬で全てを理解することはできません。ただし、毎回少しずつ学んでいくことで、最終的にはそのスキルや知識を完全にマスターできます。
自己啓発や自己成長でも同じことが言えます。自分自身と向き合い、自分の弱点や課題を少しずつ克服していくことが大切です。
大人になることとは、時間をかけて自分の溜めてきた知恵を使ってさまざまなこととうまく折り合いをつけられるようになることです。
それが丸くなったなんて言われることにもつながるのかも知れません。
あなたは成熟していますか?知恵を使いこなせていますか?
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