みなさんご機嫌いかがですか?
今日のお話は、ベジタリアンと精進料理のお話。
世の中には菜食主義の方やビィーガンのように厳しく食事の制限をしている方がいらっしゃると思うのですが、そういう方達にとっては日本の精進料理は安心して食べられるお食事のひとつなのではないでしょうか。
ただ精進料理っていうのはやっぱり主義主張とかポリシーとかいうものではなく、一つの文化というか宗教観を反映したものの一つと考えると、食事としても側面もありながら、決してそれだけではないのではないかと思わされます。
バックグラウンドが仏教というか宗教に根差したお食事ということになるので、その食事をするということも一つの学びというか、その修行の一つなんでしょうね。
だからただの食事ではないので、食感が嫌だから残すとか、食器に食べ物のクズを残してしまうとかそういうことはちょっと違うのかなと思います。
私なんかは純粋培養の日本人なので、キリスト教とか特に一神教の考え方がなかなか理解できなかったりします。理解したいとは思うので、調べたり学んだりはするのですが、やっぱり芯のところはああそうかって腹落ちするところまではなかなか難しい。これってびんかの違いがそうさせてたりもするんじゃないでしょうか?
そうなると精進料理をただ食べるということだけではなく、一つの文化を体感してもらうという意味合いも大切なのかもしれません。
精進料理っていうものに対するその仏の心というか、食事をするっていうことっていうのは、決してその食事をするというだけではなくて、生き方みたいなものも反映されているんだなぁって思ったりいたしました。
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