母が今年に入って有料介護施設に入所しました。
同居していた弟も、サポートしてくれていた妹も精神的にも肉体的にも限界だったのでとても安心しました。
そこは特別養護老人ホームに入る順番待ちのための中継ぎとして利用させていただいていて、ついに今月特養への入所が決まりました。費用的にやはり特養の方が経済的なので、早い入所が決まってホッとしたのですが、ここにきて介護施設側の「もうおしまい」のような態度が目立ってきてしまい、妹が腹を立てて私に電話してきました。
施設側の気持ちもわからないではないのですが、それにしても手のひらを返すような態度には、私も話を聞いてきて腹が立ちました。しかしそれよりも妹が一生懸命母のためにさまざまな要望を施設にしてくれていた事がありがたく、嬉しく思いました。
面会に行ったら目ヤニだらけで、目がちゃんと開いてなかった
血中酸素濃度が下がったと言われてから、実は食事が流動食になっていたことを報告してくれていなかった
流動食になってから食事摂取量が落ちていて、体重が8キロも落ちた
補助食を持ってきて欲しいと言われていくつか探して持っていくと、職員間の連絡がうまくいっていなくて食べさせていなかった
等々
まぁさまざまなことが起きていました。
どこの介護施設も人手不足で、仕事もハードなことはわかっているのですが、それでも利用しているののもされているのもお互いにサービスと対価の交換をしているわけですから、そこは要望はちゃんと伝える必要があると私は思います。
妹もそう思ってくれていて、腹の立つことや苛立ちもありつつ、私に相談してくれているので二人でどう話すかの知恵を出し合って対応してきました。
やはり家族を人に預けている点で、どこか私たちにも後悔があって母に対しても施設に対しても申し訳ないと思っているんですよね。
その気持ちが厄介で、その後悔にのまれてしまうと言いたいことが言えなくなってしまう。そうすると母の快適さを奪うことになる。それは一番してはいけないことで、自分の後悔の気持ちを見るか、周りの人からどうみられているかを気にするか、母の日常を大切にするかで随分と対応に差が出てくると思います。
まぁ色々ありましたが、母の転所ももうすぐです。
これからも色々あるのでしょうが、何が大切なのかを見失わないようにやっていこうと思います。
それにしても、姉妹は大人になってからの方が話しやすくて楽しいですね。
妹の愚痴も話が聞けると思うと嬉しいものです。
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