息子が会社でパワハラを受けてたお話は、以前書いたかと思うのですが、まぁ会社の人事はそう変わらないわけでまた似たような事が起きたのですよ。
やっぱり落ち込みますよね。前回は私もあれこれ心配で(なにせ毎日ため息混じりに会社に行くし、電車通勤だから飛び込んじゃったらどうしようとか無駄に妄想したりして)あぁしたらとかこうしたらとか、いろいろアドバイスみたいなことを言ったりしてしまったんですよ。
そうしたら息子に
「お母さん、(いまだに彼らは私をこう呼ぶ)僕はただ共感して欲しいだけなんだ!!」
と言われてしまった。。。
そうだよね。
私は仕事では人の相談を受ける立場だし、占い師歴も長いから共感は基本中の基本で、仕事ではそれなりにできていると思うのだか、さて自分の子供のこととなるとそうはいかない。
傷ついてほしくないし、悲しませたくないし、この苦しみから少しでも早く離脱してほしい!という守りたい欲が暴走してしまって、まぁクソバイスが止まらないわけです。情けない話、息子にダメ出しを食らったんですよ。
本当に申しわけなく、ハッとした私はとにかく謝りました。
「ごめんね。お母さんショウさんに苦しんでほしくなくてつまらんアドバイスみたいなことをしてしまった。そうだよね。つらいんだもんね。ごめんね。」
それから数ヶ月後、また似たような事が起こりました。
今回はもう共感しかしませんでした。
「しょうさんはよくやってる。お母さんは知ってるよ。頑張ってる。大丈夫」
そう言って背中を何度かなでると、そのまま出掛けて行きました。
いくつになっても息子は私の中で小さい頃のままで、守りたい存在なんですよいね。でもいつかは自分で困難をなんとかする力や方法を身につけてほしい。そのためには、ただ守るだけではなくて、見守る必要もあるわけです。もう我慢ですよ。言いたくなったり、やってあげたくなることをグッと堪えて、見守ることの辛さと言ったら、やってしまった方がなんぼも楽です。でもそれが一番やっちゃダメなやつ。
本当に子育ては我慢の連続なんですよね。