8月最初の週末、地元八王子では4年ぶりの八王子まつりが開かれました。
今までは60万人ほどの人出だったそうですが、今年はコロナ明けも手伝ってか90万人以上のひとがおいでになったそうです。
私は家でYouTubeで見ていましたが、いやぁすごい人でした。そしてマスクしている人もだいぶ少なくなっていましたね。
そんなお祭りに息子がお友達のおじいさんの出店のお手伝いで参戦してきたようです。
お祭り2日目、」昼の10時から22時までぶっ通しで焼きそばを売りまくったそうで、昼間は40度近い気温の中、帰ってきた時には全身焼きそばの匂いに包まれながら日焼けしてヘロヘロでした。
次の日昼まで休んで、全身筋肉痛だと言いながら
「ずっと接客していたけれど、いろんな人がいるよね。文句ばっかで自分勝手な人もいれば、気をつかって話しかけてくれたり労ってくれる人もいて、昨日一日で一生分の人に出会った感じ」
と話してくれました。
彼の仕事はデジタルのデザイン関係なので、普段はデスクワーク。人と関わるといっても、特定の人としか関わりません。彼の性質上、それはあってい流ということなのでなんの問題もないのですが、ここで接客という触れたことのない仕事をすることで、新しい発見や考えたこともあるようです。
気持ちよく仕事をするには、お互いの思いやりが必要なのではないか。お客とお店は対等であってお金払ったんだから気持ちの良いサービスをしてもらうのは当たり前なのではなく、そこには礼儀もある。僕はあいさつとか感謝とか、思いやりのある関わり方をされると嬉しかったから、自分もそうすると。
生きていれば生活していく中で誰もが多くの体験をするわけですが、その「体験」を「経験」とするには体験からの気づきから、そこで何を学び取ろうかという探究心と向上心が必要です。
ただ体験しただけに止めるのか、それともそれを経験にして知恵を得るのか。
ここは大きな境目と言えるでしょう。
体験から学ぶことは多いものです。
この夏新しい智慧はどれほどのものでしょうか。楽しみです。
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