長男のユウさんがお盆に帰省してきた時のこと、私は彼とおしゃべりするのをとても楽しみにしているのですが、それに合わせて何かお腹いっぱいになるように食事を作ろうと考えていたわけです。
とりあえず私も母なので、何か私の味を食べさせていと思っていたのですが、主人にお買い物に行ってもらったところお惣菜をたくさん買ってきてくれたのです。
いつもはお惣菜を買ってきてもらうのは、おかずを作らなくて済むので大変助かることなのです。しかし今回は私の中でユウさんにご飯を作ってあげたいという気持ちがつよくあったので、主人は私への優しさで買ってきてくれたことは重々わかっているのですが、なんだかモヤモヤしてしまいました。
主人は父親としての父性があるのですが、私には母親としての母性があって、そこのところやっぱり違いがあるものです。
久しぶりに買ってきた息子に晴れの食事をさせたい主人の父性と、母の味を食べさせていと思ってしまった私の母性が食い違ってしまったのですよね。
お互いのコミュニケーション不足が招いたことなのですが、次回は「息子に私の味を食べさせたい」と夫にちゃんとはなあしてみようと思います。
そうすれば今回のようなモヤモヤは起きないかもしれません。
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8月最初の週末、地元八王子では4年ぶりの八王子まつりが開かれました。
今までは60万人ほどの人出だったそうですが、今年はコロナ明けも手伝ってか90万人以上のひとがおいでになったそうです。
私は家でYouTubeで見ていましたが、いやぁすごい人でした。そしてマスクしている人もだいぶ少なくなっていましたね。
そんなお祭りに息子がお友達のおじいさんの出店のお手伝いで参戦してきたようです。
お祭り2日目、」昼の10時から22時までぶっ通しで焼きそばを売りまくったそうで、昼間は40度近い気温の中、帰ってきた時には全身焼きそばの匂いに包まれながら日焼けしてヘロヘロでした。
次の日昼まで休んで、全身筋肉痛だと言いながら
「ずっと接客していたけれど、いろんな人がいるよね。文句ばっかで自分勝手な人もいれば、気をつかって話しかけてくれたり労ってくれる人もいて、昨日一日で一生分の人に出会った感じ」
と話してくれました。
彼の仕事はデジタルのデザイン関係なので、普段はデスクワーク。人と関わるといっても、特定の人としか関わりません。彼の性質上、それはあってい流ということなのでなんの問題もないのですが、ここで接客という触れたことのない仕事をすることで、新しい発見や考えたこともあるようです。
気持ちよく仕事をするには、お互いの思いやりが必要なのではないか。お客とお店は対等であってお金払ったんだから気持ちの良いサービスをしてもらうのは当たり前なのではなく、そこには礼儀もある。僕はあいさつとか感謝とか、思いやりのある関わり方をされると嬉しかったから、自分もそうすると。
生きていれば生活していく中で誰もが多くの体験をするわけですが、その「体験」を「経験」とするには体験からの気づきから、そこで何を学び取ろうかという探究心と向上心が必要です。
ただ体験しただけに止めるのか、それともそれを経験にして知恵を得るのか。
ここは大きな境目と言えるでしょう。
体験から学ぶことは多いものです。
この夏新しい智慧はどれほどのものでしょうか。楽しみです。
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