私はどうしたら幸せになれるのか、楽に生きられるのかをひたすら探し続けていました。「自分が何者なのか?」「使命は何なのか?」長いこと(15年とか?)探し続けてました。色んなセミナーや、セラピーを習いにいったりしたけれど、たどり着けない。
在処のセミナーに参加するようになって、梅雨子先生から「点が点々とある状態だから、隙間を埋めた方がいい。そうしたら、もっと自信を持てるようになるよ。」と言われて、なるほどなと思ったんです。もっと自信を持てるようになるって言われた時に、ぜひ欲しいと思いました。在処で学んで、色々なことが良く変わってきてるなとは思ってたのですが、自分は何者かを明確に言える状態にはなっていなかったので。
でも、在処塾をやろうと思ったら怖れが出てきて、なかなか参加表明できず、今なんだろうなぁと思っている一方で、もうちょっと自分でやれるのでは…と思ってしまって、一回お断りしたのですが、その瞬間、「あ、なんか違うぞ!」って、何かを感じたんです。ガイドが騒いでる!ざわついてるっていう感覚で、この選択は違ったかもしれないと思って、やっぱりやりますということになりました。でも、言われたからやるのではなくて、やっぱり今やるんだという、自分で決めるという作業が必要だったのだと思います。
在処塾に入って、最初はとまどいました。どうなっていくのか、まったく先が見えていなかったので、やっぱりやめとけばよかったのかなって思ったりもしました。自分で自分と向き合う、感情と向き合うとか、思考をするってことが難しいと感じました。
でも、梅雨子先生に「あなたは頭の中だけで考えてる」と言われたのが転機になりました。とにかく書き出してみるということをいっぱいやりました。出される課題だけじゃなく、全部出す。今まで色んなセミナーに行ったりして、満たされたいがために、色んなものを身に着けたり、手に入れたり、「得る」ということが必要だと思ってやってきた気がしますが、実は、そぎ落としていく、はぎ取っていくということが必要だったと分かりました。精査せずに、頭の中から出てくるもの、思いついたことをひたすら書くという作業をして、ごちゃごちゃ頭の中にあるものを書くことで段々整理がついていきました。
在処塾を通して、自分が何を考え、感じているのかに向き合ったことで、正解から解放されました。それまでは、合ってるのか、間違ってるのか、言いたいことも言えずに、正解探しの人生でした。正解は求めてないって梅雨子先生によく言われたけど(笑)。美味しいと思うものを、「美味しい」と言えないくらいだったんです。今では信じられませんが。
在処塾は、まさに、自分探しの旅が終わる場所です。
自分の人生を自分の手の中に取り戻した感じ。自分の足で歩き始めた感じがしています。在処塾でたどり着いたところは、「特別だけど特別じゃなくて、全然特別じゃないのにものすごく特別」という場所でした。
ありがとうございました。