何年も教育の現場でやってきて、産休育休で初めて違う世界を体験したんです。お母さん向けの講座をやっている人たちと出会って、彼女たちは教育現場とは違っていて、とてもキラキラしているように見えました。私もやらないかとお誘いを受けて、こういったお仕事をしていく選択肢もあるんだと心が揺れた時期があったんです。そんなもやっとした時期に、梅雨子先生のことを知って、個別のセッションにいきました。それから、在処塾の体験会へ行くことになるのですが、私はやっぱり、最終的にやりたいことが、起業とかではないと思ったんです。自分の人生の選択をするためにも、自分の心に向き合わないとと感じました。でも、ただ話を聞いて頷いてくれるようなカウンセリングに行くだけではダメだなと感じて、在処塾の入塾を決断しました。
在処塾では、「自分が本当に生まれてきたことの意味」や「何のために、何をするために生まれてきたのか?」や「自分の使命は?」他にも「親との関係」「両親のもとに生まれた意味」などのテーマを扱っていて、どれも私が知りたいことばかりでした。
在処塾で教えてくれるものは、自分がそれまでかじってきた「楽しく生きよう!」「ワクワクする方を選ぼう!」というのとは全然違います。在処塾は、全然ワクワクしません(笑)。梅雨子先生が言っていることが全然わからないこともありました。魂の理(ことわり)という大きな真理の話と、実生活を結びつけるのがどういうことなのかわかるまでは、厳しかったです。
でも、在処塾でフワフワしていた自分に最初に斬り込まれて、今まで地に足がついていなかったことに気づきました。それまでは「母親のせいで」と母のせいにしてしまっている気持ちが拭えずに苦しかったのですが、別の視点で思い変えをしたら、その裏にある本当に大事なことが見えてきました。
母に対する見方もガラッと変わって、感謝が湧いてきました。そうしたら、どんどん見え方が変わっていって…自分で考えることの大切さ、みんなと一緒にやること、人を信頼することの大切さなどに気づいたんです。