ここまで、魚座時代と水瓶座時代についてお伝えしてきました。水瓶座時代の価値観で生きるということは、自分に染みついた【コントロールドラマ】の破壊が必要になります。
ここからは、コントロールドラマとは?について、詳しくお話しして参ります。
在処では、自分探しの分析ロジックに【コントロールドラマ】を取り入れており、
在処塾以外の公開プログラムでは、感情とコントロールドラマ講座で詳しくお伝えしております。
在処で扱うコントロールドラマは、『聖なる予言』に書かれたものをベースにしてはおりますが、主に在処塾生さん達を分析させていただいてきた経験値を合わせたオリジナルのものになっております。
ここからの在処通信では、もうすぐそこまで来ている水瓶座時代を生きるということを踏まえて、
【コントロールドラマとは?】について、4回にわたり、詳しくお伝えして参ります。
なぜ、エネルギーを奪い合うのか?
人は誰しも、ゼロポイントフィールド、星野の言う『あの世』であり『クラウド』とシルバーコードなるもので繋がっており、このコードを通して、クラウドから潤沢なエネルギーを得ることが出来るのだそうです。
(この仕組みについては、【スピリチュアルの理セミナー】で詳しくお伝えしています。)
太かったり、細かったり、個々の違いはあれど、生きている限り、誰しもが例外なく繋がっており、自分が望めば、エネルギーを得ることができる。
しかし、私たちは、この繋がりを忘れて生まれてきます。
そのために、「か弱くて不安で何かに欠けている」(『聖なる予言』より)と、無意識の内に感じながら生きている。
自分がか弱くて、不安で、何かに欠けていると常々感じている私たちは、その不安や欠けを何かで埋めなければならないと、無意識のうちに感じ、自分の知っている最も簡単な方法で埋めようとする。
自分の知っている最も簡単な方法、それが、心理的に身近にいる他人からエネルギーを盗もうとするということなのです。
これが、コントロールドラマを繰り広げ、エネルギーを奪い合う原因です。
コントロールドラマのコントロールとは、『支配』です。
人を思い通りに支配をし、エネルギーを奪うのが、コントロールドラマです。
コントロールドラマには、攻撃性の高いものと、攻撃を受ける側、つまり受け身性の高いものがあります。
分かりやすく言うと、
攻撃性が高い=エネルギーを奪う側
受け身性が高い=エネルギーを差し出す側
が存在するということです。
(実際には、受け身側もちゃんとエネルギーを奪っています。詳しくは、これから説明していきます。)
最も攻撃性の高いものが、脅迫者。
次に攻撃性の高いものが、尋問者。
最も受け身性の高いものが、被害者。
次に受け身性の高いものが、傍観者。
という4つのコントロールドラマがあります。
ひとつひとつみていきましょう。
脅迫者というコントロールドラマ
最も攻撃性の高いと言われているものが、脅迫者のコントロールドラマです。
文字通り、人を脅迫し、怖がらせ、言うことをきかないとひどい目に遭わせるぞと、恐怖で人を支配するドラマです。
脅迫者のドラマに巻き込まれると、人は、恐怖で自信を奪われ、エネルギーを差し出してしまいます。
それを脅迫者は、しめしめと奪い取るわけです。
大きな声で怒鳴る、怒りをぶつける、言うことをきかないと、ひどい目に遭わせるぞと脅す。
これらは、分かりやすい脅迫者のドラマです。
最も分かりやすいのが、DVやいじめや虐待をする側です。
立場において上である、力関係が上の人に多いドラマです。
自分よりも下だと思える人を選んで脅迫者はコントロールドラマを仕掛けているということです。
(もし、脅迫者ドラマを仕掛けたのに、脅迫者をし返された場合は、どちらか強い方が脅迫者を押し通し、どちらかが被害者ドラマをやるか、最終的に暴力という形の結末になるでしょう。)
ツイッターや2ちゃんねるなどで誰かを攻撃する脅迫者的投稿をよく見かけますが、これらは必ず、匿名で行われます。なぜ、匿名なのか?
脅迫者のドラマをやる側は、自分よりも「下」と認識される相手へ向けて仕掛けるわけですから、公の場で脅迫者のドラマを繰り広げるということには、とてもリスクが伴います。
自分が攻撃する相手より下という場合もありますから、匿名で行うことで、自分の立場を「上」に見せかけているわけです。
あおり運転も然り。
車を運転中は、個人は特定されません。匿名性が高いわけです。
その状態でなら、自分はお前よりも強いのだとあおって構わないというわけです。
自分から見て「下」、弱い相手を恐怖でコントロールする、これは分かりやすい
脅迫者のコントロールドラマです。
また、静かな脅迫者のドラマというのもあります。
直接的に脅したり、大きな声を出さずとも、強いエネルギーで働きかけ、
「私の言うことを聞いておけばよいのだ。言うことを聞かないとお前は失敗する」
と静かに洗脳をしていく形でも脅迫者のドラマは繰り広げられます。
カリスマ性の強いリーダーに多いドラマです。
エネルギーが強いだけに多くの人たちの依存を創り出しますが、カリスマの光の影に、洗脳や依存は隠れてしまいます。
ふと目が覚めた時に、巻き込まれていたことを知るのです。
そのリーダーの影響を強く受け、自分の頭で考えることが出来なくなっていたことや、彼らの承認を求めるゲームに巻き込まれ、自分にとって、何が大切なのかが見えなくなっていたのだと。
本当に大切なものを失う前に気づいてもらいたいところです。
脅迫者のドラマに巻き込まれ、生まれるのが、被害者というコントロールドラマです。
コントロールドラマは、エネルギーの奪い合いですから、脅迫者は、怖がらせてエネルギーを奪い、被害者は、同情や罪悪感を抱かせてエネルギーを奪おう(取り返そう)とします。
分かりやすいのが、DVをやる側(脅迫者ドラマ)と、やられる側(被害者ドラマ)のパターンです。
脅迫者は、被害者を探し、被害者は、脅迫者を探す。
とも、
被害者が、脅迫者を創り出し、脅迫者が、被害者を創り出す、とも言われる構造。
DVを受け、逃げ出しても、また同じような相手を選んでしまう。
あるいは、最初は優しかったのに、段々、暴力を振るうような人になってしまった。
これは、被害者ドラマが相手の罪悪感を刺激して、相手の中にも被害者ドラマを育ててしまう。被害者同士は、エネルギーの強い方が、脅迫者に転じることで、コントロールドラマが成立します。ですから、被害者が、相手を脅迫者に育ててしまった。とも言えるわけです。
一見すると悲劇ですが、彼らは、エネルギーをそのようにしか得る方法を知らないので、自分たちの知る限りの方法で、自分を満たしているというわけです。
これは、極端な例かもしれませんが、コントロールドラマとは、基本はこのパターンと同じように、
エネルギーを奪う、差し出す、また奪う という、永遠に満たされるということのない、終わりの無いゼロサムゲームなのです。
に続きます。